2009年2月22日(日) 午後9時00分~10時13分 NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」にとても注目しています。
いま、日本では、100万人以上の人がうつ病に罹っているとされています。
これまで「心のカゼ」と呼ばれ、休養を取り、抗うつ薬を服用すれば半年から1年で治ると考えられてきましたが、現実には4人に1人は治療が2年以上かかり、半数が再発するということです。
私がいるメディアの世界では、「心の病」はもはや、特別なものではありません。そして、はた目でみて「この人大丈夫かな・・・」と思うような、心身ボロボロの人も少なくありません。そして、特に働き盛りであったり、管理職であったりする方は、心身の不調を会社や周囲にはいいませんから、水面下にもぐってしまいます。多くの人が苦しんでいながら、本当に必要な人に治療がされていないのが現状ではないかと思われます。
医師の技量レベルにばらつきがあることも明らかになってきています。
こうした中、薬の処方を根本的に見直す取り組みや、難しい診断が一目でできる技術の研究が進んでいます。
また、「うつ先進国」のイギリスでは2年前から、国を挙げて抗うつ薬に頼らず、カウンセリングでうつを治す「心理療法」を治療の柱に据え、効果を上げているということです。
今回のNHKスペシャルでは、うつ病治療の最前線に迫るということで楽しみです。
いま、日本では、100万人以上の人がうつ病に罹っているとされています。
これまで「心のカゼ」と呼ばれ、休養を取り、抗うつ薬を服用すれば半年から1年で治ると考えられてきましたが、現実には4人に1人は治療が2年以上かかり、半数が再発するということです。
私がいるメディアの世界では、「心の病」はもはや、特別なものではありません。そして、はた目でみて「この人大丈夫かな・・・」と思うような、心身ボロボロの人も少なくありません。そして、特に働き盛りであったり、管理職であったりする方は、心身の不調を会社や周囲にはいいませんから、水面下にもぐってしまいます。多くの人が苦しんでいながら、本当に必要な人に治療がされていないのが現状ではないかと思われます。
医師の技量レベルにばらつきがあることも明らかになってきています。
こうした中、薬の処方を根本的に見直す取り組みや、難しい診断が一目でできる技術の研究が進んでいます。
また、「うつ先進国」のイギリスでは2年前から、国を挙げて抗うつ薬に頼らず、カウンセリングでうつを治す「心理療法」を治療の柱に据え、効果を上げているということです。
今回のNHKスペシャルでは、うつ病治療の最前線に迫るということで楽しみです。
イギリスが2年前から国策で取り組んでいる「心理療法」には共感しました。単に、抗うつ薬と心理療法の比較というのではなく、うつ病の原因を取り除こうとするスタンスの違いです。
薬を否定するつもりはありませんが、このスタンスの違いで随分と対処方法が異なってくると思います。
決して薬を否定はしませんが、
うつ病の治療は、原因を取り除くことや、
生活そのものを変えることなどが
大切ではないかと思っています。
考え方のコツ、暮らし方の工夫などで
随分違ってくるのかなあと思います。
日本はまず医師の質の向上と、国レベルでの
取り組みが必要だと思います。